命を燃やすためのブログ

人生に対峙する日々の記録。

日々、母のメンタルも強くなる

先日、メンタル崩壊したときのことです。

 

グズり対応の末の惨事

昼間にギャン泣きして、ただでさえ疲労していた日の深夜。

なかなか泣き止んでくれなかったので授乳したりミルクをあげたりしていて、だんだんトロンとしてきてやっと寝てくれるかな〜と思ったそのとき、盛大に吐き戻して、赤ちゃんの服や布団が大惨事となりました。。

 

吐き戻しをきっかけにまた激しく泣き出す我が子に、昼間の疲れもあいまってメンタル崩壊赤ちゃんだけでなく私も泣き出してその場はカオス。同室にいてくれた私の母が、赤ちゃんも私もなだめるという状況でした。

 

ボロボロだった日の翌日

そんなボロボロだった日の翌日。

日中またギャン泣きしましたが、なんか、余裕を持って受け止められた自分がいました。「どうしたどうした〜」くらいで。

 

一夜明けて、こういうことだって起こるのだと、出来事を消化できたんですね。。

赤ちゃんなんだから、グズったり吐き戻したりして当たり前、こんなことくらいでメンタル崩壊してたら本当に身がもたないと。

少し強くなったと思うし、今後は、心に余裕があればちゃんと受け止められるだろうと少し自信がつきました。

 

だからこそ、心の余裕を保てるような育児生活を続けていかなくてはと思います。持続可能な育児生活。

育児の何がつらいかを知った1か月

8月15日に、元気な女の子を無事出産しました。

現在は里帰りして子育て中です。

 

我が子はおめめぱっちりで色んな表情を見せてくれて、そしてどんどん成長しており、とても可愛いです。

可愛いんですけど、育児の過酷さも早々にして味わっています。

現状何がつらいって、自分の時間がほぼ持てないことと、どんなにお世話しても1銭にもならないこと。。それによって気持ちの余裕がなくなり、心が折れやすくなっていると感じます。

 

自分の時間がない

新生児は3時間おきの授乳というので、割と規則正しく合間に休めるのかと思いきや、ロボットじゃないんだからそううまくいきません。

3時間たたないうちにもう泣くときもあるし、授乳後もグズりが続いてずっと抱っこしないといけなかったりするし。

授乳もなかなか大変で、赤ちゃんが途中で寝てしまって時間がかかったり。

 

とにかく、赤ちゃんがいつどういう反応をするか読めず、グズるたびに都度対応が必要になるので、自分のまとまった時間が全くとれません。

キングダムの新刊55巻を読むのに3日かかってしまった。。

 

お金にならない

まぁ当たり前なんですけど。こんなに24時間体制で育児をしても、1銭にもなりません。

感謝され、達成感があり、報酬が得られる仕事と比較してしまうとやはりダメージがありました。

報酬の多寡がすべてではないし、仕事>育児・家事みたいな価値観はないのですが、収入がなくなる苦しさ、自己肯定感の下がりっぷりがただつらい。

 

ガス抜き必須

里帰りで母の手厚いサポートを受けている私でもこれだけ精神にくるのだから、ワンオペの過酷さはいかほどかと震えます。

ママである私が無理してつぶれてしまって良いことなどひとつもないので、追いつめられないようガス抜きしながら過ごさねば。

勝間和代さんの『勝間式超コントロール思考』を読んで、人生をコントロールする意欲がアップ!

ヘルシオやホットクックなどの家電を活用した、超効率的な家事が最近話題の勝間和代さん。

私も出産後は育児でバタバタすること必至なので、家事を中心に生活のあらゆることをコントロールしたい!最小限の労力でできるようにしたい!と思い、そのエッセンスを知るべく『勝間式超コントロール思考』を読みました。

 

そうしたら、「コントロール思考」は家事だけでなく、仕事や人間関係、娯楽など様々なものに応用できることが分かって目からウロコ。

 

そもそもコントロール思考って、

 

自分も他人も大事にしつつ、時間やお金を効率的に使いながら、自分のイメージ通りに物事を進める方法

という考え方。無理せず、自分の裁量権を広げて生きやすくする感じですね。

 

なので、実践するとしたら、

例えば仕事では、マルチディスプレイにしてみたりワイヤレスマウスを使ったりして自分が作業しやすい環境を整える、みたいなことができる。

また、人間関係で「ねたみ」の感情が出てきたとして、ただうらやましいと思うだけだったら精神衛生上よろしくないけれど、うらやましい相手がなぜ成果を上げているのかを観察・分析することで自分の人生に活かせるかもしれない。

 

そうやって、何においてもゼロベースに柔軟に、自分にとって少しでも良い方向に持っていくことは今日からできそうだ!と勉強になりました。

違和感を覚えたらそれを放置せず、1ミリでも改善する方法はないかな?と考えて試行錯誤してみよう。

犬山紙子さんの『私、子ども欲しいかもしれない。』に心が癒された

妊娠10か月で37週、赤ちゃんがいつ産まれてもOKな「正産期」という時期に入っています。

赤ちゃんは相変わらず元気なのですが、いよいよ間もなく始まる子育てを前に時たま不安が強くなるときも。。

 

何か、子供を産むことについて安心できるような優しい文章が読みたくて犬山紙子さんの『私、子ども欲しいかもしれない。』を読んだのですが、とても良かったです。めちゃ共感した。

 

犬山さんは現在こそ一児のママですが、妊娠前は、「子供を心から欲しいと思ったことがない」「欲しいのか欲しくないのか分からない」感じだったそう。

本書は「子供どうしよう!」と思った犬山さんが、子供がいる女性/いない女性、働くママ/専業主婦など様々な女性にリアルな話を聞いて書かれたエッセイです。

 

子供が欲しいのか分からない気持ち、本当よく分かる。なんかもう、無条件に子供を欲しいと思える時代や環境じゃないんですよね。

仕事、自分の時間、旦那さんとの時間、お金、余裕、自由…子供と引き換えに失うものが多すぎる(ように見える)。だけど、仕事とかと違って「試しにやってみる」ことができない取り返しのつかないものだからから踏ん切りがつかない。その上、世の中には妊娠出産育児についてネガティブな情報ばかりあふれているので、不安になって当たり前だと思う。

 

ただ、1人1人の具体的なエピソードを読んで、不安な気持ちが少し和らぎました。

 

子供がいてもいなくても、皆それぞれに幸せになることができる。生きる上で大事なことを、ある人は仕事で学び、ある人は子育てから学ぶというそれぞれの人生がある。

使えるものは全部使って、胸を張って生きていけばいい。

子供を産んだって、自分が自分であることには変わりない。

そんなメッセージを感じて、少し勇気が出ました。悩む分、女性ってたくましいのかもしれない。

 

そして、子供は本当に可愛くて大好きな存在になるみたい。そう言ってもらえるだけで救われたような気持ちになります。

 

あと、マタニティ服を検索するとブランド名に「スイート」とか「ラブリー」とかついているけれど、妊婦の自分自身はスイートでもラブリーでもないわっていうのに共感w

 

何かと不安なこの時期に、心が穏やかになる本でした。

最近買って良かったもの〜バッグ&お掃除用品〜

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今妊娠9か月目なのですが、少し前から坐骨神経痛を発症してしまい、お尻が痛すぎて撃沈しています。。

痛くて外出する勇気があまりなく、出かけるのは主にスーパーと病院くらいな生活になってしまったのですが、その中で買って良かったものをご紹介します。

 

エンビロサックスのエコバッグ

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レジ袋を毎回もらうのもいい加減やめようと思っていて、やっとエコバッグを買いました!@楽天

 

エンビロサックスはオーストラリアのブランド。なんだかエキゾチックな柄バリエーションが可愛いし、お値段も1000円と手頃です。

20kg程度まで耐えられるというのも安心できます。

 

そしてなんといっても、超コンパクトに折りたためるのが良いです。

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折りたたんでいつもバッグに入れておくようにしています。レジ袋削減でセルフSDGsな感じ、ほんのちょっと誇らしい気持ちになれます。

 

ユニクロのミニショルダー

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商品名は「ナイロンミニショルダーバッグ」。こちらも990円とお安いです。

これのおかげで、お財布・スマホ・エコバッグだけ持って身軽にお買い物、ができるようになりました。

マチが11cmくらいで、意外と収納力があります。

 

マーナ お風呂のスリッパ

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家に長時間いるようになった&子供が産まれるという2大要因で、今、人生でいちばん掃除や片付けの意欲があります。あんなに片付けられない人だったのに。

 

娘を安心して入れられるお風呂にするべく、風呂掃除用のシューズをゲット。

こちらはシンプルでクリーンな見た目が気に入っています!写真のように引っかけておけるのもとても便利。家の掃除って、こういうシューズや手袋など、道具をそろえておけば思い立ったときにすぐできて良いと思います。道具を買うところからだと面倒になっちゃうので。

 

以上、最近買って良かった必需品でした^^

妊娠・出産したときにもらえるお金

妊娠・出産というライフイベントが発生したときにどんなお金がどれくらいもらえるのかって、経験しないと知らなかったりしますよね。

私も妊娠前は全く知りませんでした!

今妊娠9か月で出産も近づいてきたので、今一度整理してみました。

 

出産前:妊婦健診費用助成

妊娠が分かると自治体に妊娠届を出しに行きますが、すると母子手帳と一緒に、妊婦健診の受診券が14回分もらえます(回数は自治体にもよるのかな)。

これが助成チケットになり、毎回の健診時に病院で出すことで費用が一部公費負担になります。

ちなみに公費負担額は自治体によって異なり、平均で10万円ちょっとのようです。

妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について

 

公費負担は助かるけど、私は毎回7000円くらいオーバーしているし、通常の健診以外の検査には適用されないので、結構自己負担はあるなぁという所感。

 

☆まとめ

<どれくらいもらえる?>

自治体にもよるが、平均10万円程度

<いつもらえる?>

毎回の健診費用支払時。健診費用から、公費負担分が差し引かれる。

 

出産時:出産育児一時金

出産をすると、加入している健康保険から、出産育児一時金として子供1人あたり42万円が支給されます。

健保によっては、それに加えてさらに助成があったりするので個別に要チェックです。

 

この42万円のもらい方ですが、健保から病院に直接42万円を支払うため自分は差額のみを病院に支払えばOKという「直接支払制度」が多くの病院で導入されているようです。

 

出産・分娩の費用もお高いから助かる!

 

☆まとめ

<どれくらいもらえる?>

42万円

<いつもらえる?>

直接支払制度のある病院の場合は、窓口での費用支払時。

費用から、42万円差し引かれる。

 

出産前後:出産手当金

・会社勤めをしていて産休(産前・産後休業)をとる場合

・産前・産後休暇中に給与の支給がない場合

は、健保から「出産手当金」が支給されます。

 

対象は産休期間なので、出産予定日前42日と出産後56日。予定日を過ぎて産まれた場合は、予定日〜実際の出産日の期間も入ります。

 

また、もらえる金額は、「標準報酬日額の3分の2」×対象期間の日数。

ざっくり、これまで支払われていた給与を日給換算し、その3分の2が1日あたりの手当と思っておればよいかと思います。詳しい算出方法は各健保のHPなどをご参照ください。

 

もらえるタイミングは、産休が終わってから手続きすることになるので、出産後数か月後のようです。

出産からタイムラグがあるので、その間の生活防衛資金は準備しておかねばですね。

 

☆まとめ

<いつもらえる?>

出産してから数か月後

<どれくらいもらえる?>

「標準報酬日額の3分の2」×対象期間の日数

対象期間:出産予定日前42日+出産後56日+予定日〜実際の出産日の日数

  

なお、出産して育休に入ると「育児休業給付金」がありますが、とりあえず今回は、出産後、産休が終わるまでの手当や助成についてまとめてみました。

話題の金融庁のレポートを読んでの感想

「老後は2000万円必要」という文脈で話題(というか炎上)になっている金融庁の報告書を読んでみたのですが、今の日本をとらえためちゃくちゃまともな内容なのでは…?と思ったしとても勉強になりました。

 

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会に置ける資産形成・管理」

 

報告書の内容

報告書の内容はざっくりまとめると、

・日本はかつてない高齢社会を迎えるよ

・長く生きて長く活躍するのは素晴らしい事だけど、その分お金も必要になるよね

・長い老後を豊かに暮らすために、マネープラン・ライフプランをちゃんと考えて、必要な自助努力をしていこう

・つみたてNISAやiDeCoのような制度も、必要に応じて利用してね

・資産作りをするなら、時間というメリットを踏まえて現役世代のうちから長期・積立・分散投資をするのがいいと思うよ

という感じ。

 

すごくまともで真っ当じゃないですか…!

 

その中で確かに、例の2000万円足りないというくだりがありますが、これは高齢世帯の収入・支出の平均的なデータから掛け算で単純計算したもの。

万人に当てはまるわけではないから参考数字なのだし、そもそも年金だけで老後をまかなえるとは思うほど楽観視していないので、目安を示してもらっただけありがたいと私は思いました。

 

また、こんな記載もあって、ちゃんと現実を見てるじゃん…!と思って感動しました。

時代は変わっているのに、いまだに結婚や出産について時代遅れな失言をする政治家がいるし、政策が間に合っていなくて問題山積なのは事実だけど。現実を見て対処を考えている人がいるのは希望だなと。

 

 

このようにライフスタイルが多様化する中では、個々人のニーズは様々であり、大学卒業、新卒採用、結婚・出産、住宅購入、定年まで一つの会社に勤め上げ、退職後は退職金と年金で収入を賄い、三世帯同居で老後生活を営む、というこれまでの標準的なライフプランというものは多くの者にとって今後はほとんどあてはまらないかもしれない。今後は自らがどのようなライフプランを想定するのか、そのライフプランに伴う収支や資産はどの程度になるのか、個々人は自分自身の状況を「見える化」した上で対応を考えていく必要があるといえる。

  

新たな気づきもあった

①退職金制度は8割の企業にある!?

報告書の中に退職金制度のくだりもあるのですが、80.5%の企業に退職金制度があるとのこと。

企業規模によって違いはあるものの、労働者数100〜299人の企業では84.9%、労働者30〜99人の企業でも77.6%で制度があるそうです。

 

新興企業だとないところも結構あるのかな〜くらいに思っていたのですが、かなり多くの企業で導入しているんですね。

まぁ退職金も、その分現行の給与に反映する方針だったり積立型だったり、企業によって様々だと思いますが。

 

②「成年後見制度」は検討したい

報告書の中には成年後見制度」の話もあって、これは真剣に検討したいな〜と思いました。

 

成年後見制度とは、本人が認知症などになり判断や各種手続きが難しくなってしまったとき、別の人=後見人が代理となって本人の財産を守れる制度。高額の買い物を無効にできたりもするそうです。

判断が難しくなった事後に後見人を定めることもできるし、将来に備えて事前に決めておくこともできます。

 

平均寿命が80代まで伸びたとはいえ、健康寿命は男性72歳、女性75歳。私の両親もだんだんとそこに近づいていくのが現実です。

何かあってからでは遅いし、預金などの財産があるのに本人の意思を反映できずなす術なしになってしまったらやるせないので、今のうちにすり合わせておかないとなと思いました。

 

大事なのは「自分はどう生きるか」だから、情報に踊らされず、現実を見て備えなければですね。