治療は、意思決定の連続
昨日、ヤスベェの3度目の病院に行ってきました。
今の状態を知って、今後できることは何なのか相談するためです。
獣医さんと諸々相談して、
・検査はしない
・食べる量が減ってしまったので、栄養とビタミンの注射をする
・痛みかゆみをとりたいので塗布薬は続ける、ただし以前の薬は菌に耐性ができているかもしれないので違う塗布薬にする
という内容になりました。
これらの治療をするかどうか、獣医さんは私に提案してくれて、最終ゴーを出したのは私なので、あーこれって意思決定だなと思いました。
飼い主の方針
飼い主の私の願いは、ヤスベェが、残された時間をできるだけ苦しまずに過ごすことです。そのためになるのであれば、薬は積極的に使いたい。
仮に根本解決できるような何かが見つかる可能性があるなら検査もアリだけど、「腫瘍ができている可能性がある」「水がたまっているかもしれない」とか、対処できないのだから知ったって実際どうしようもないことしか分からないような検査はしたくないなと思っています。
でも人によって考え方は様々で、効く可能性、副作用が出る可能性、苦しさや痛み、費用感など、色々を天秤にかけた上で決断、意思決定していかなければならないのが医療、治療なのだろうな。
言葉を語らないペットだからこそ、飼い主が冷静でしっかりしていないと。
「残される側の気持ち」
また、意思決定にあたりペットのことは当然大事ですが、残される側の気持ちも大事にしなければと改めて思います。
人なりペットなりが亡くなった後も、残される側の人生は続いていくわけで。信じられる選択をして、また自分の人生を生きていけるようにしないとならない。
残された時間で何ができるかなと思って、今日はふと思いついてヤスベェの大好きなもやしを買ってきました。
若い頃は5本くらいガツガツ一気に食べていたけれど、今日は1本の半分食べたくらい。
これが、今のヤスベェのちょうど良い量なのかな。おいしいと思っていてくれたら良いな。